東京大学本郷キャンパスは、東京都文京区にある東京大学のキャンパスの一つである。
東京大学本郷キャンパスの一画はかつて浅間神社があったところで、現在は大学近くの本郷7丁目と文京区駒込に富士浅間神社として合祀されている。
育徳園心字池(三四郎池)がパワースポットと言われている。
元和元年(1615)の大坂夏の陣の後、加賀藩前田家は幕府から現在の東京大学(本郷キャンパスの一部)およびその周辺地を賜った。寛永6年(1629)4月、前田家3代藩主利常の時に、徳川3代将軍家光・大御所秀忠の御成(訪問)があり、それに先だって豪奢な御成御殿や数寄屋を新築し、庭園を整備したと考えられる。この庭園が育徳園であり、池を心字池といった。夏目漱石の名作『三四郎』は、ここを舞台としたため、「三四郎池」と呼ばれるようになった。
一方、三四郎池は受験生が一人で行くと浪人してしまうというジンクスもある。
正門から安田講堂に向かうまでのイチョウ並木、安田講堂の前にある二本のクスノキもパワーがあるという。
東京都文京区本郷7-3