真言宗中山寺派大本山。山号は紫雲山。本尊は十一面観音。西国三十三箇所第24番札所。
本尊は十一面観世音菩薩であり、インドの勝鬘夫人(しょうまんぶにん)の姿を写した三国伝来の尊像と伝えられる。左右の脇侍も十一面観世音菩薩で、本尊と脇侍をあわせて三十三面となり、西国観音を総摂すると共に法華経に説く観音の三十三権変化身を表象し、真の三十三所巡拝と同じ功徳がえられるという。普段は秘仏となっているが、毎月18日に開扉される。
地元では「中山さん」と親しみを込めて呼ばれている。
本堂の西側、阿弥陀堂の前に「安産手水鉢」がある。本尊の十一面観世音菩薩を祈願し、この手水鉢で身を清めれば安産疑いなし、という言い伝えが生まれ、安産手水鉢と言われるようになったという。
兵庫県宝塚市中山寺2丁目11-1
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