沖田神社(おきたじんじゃ)は、岡山県岡山市中区にある神社。岡山市の干拓地総鎮守。御祭神は天照大御神、素戔嗚尊、軻遇槌命、倉稲魂命、句句廼智命、おきた姫。旧社格は県社。
元禄5年(1692年)沖新田の堤防工事の際、最後の潮止め工事が困難を極めた。このため「きた」という若い女性が人柱として、龍神に捧げられたという伝説がある。沖田神社の本殿下に五輪塔と祠があり、人柱となった女性を祀ったものではないかという説もある。「きた」は干拓地の鎮守神「おきた姫」として当神社の祭神となった。
沖田神社の境内には末社・道通宮(どうつうぐう)がある。御祭神は猿田彦命。
岡山県岡山市中区沖元411