ヘムクンド湖(Hemkund lake)はインド・ウッタラーカンド州にある湖。標高4328mに位置する。
シーク教の聖地であり、多くの巡礼者が訪れ、聖水をくみ、0度近い湖水で沐浴をしたり、赤ちゃんの顔を水につける。
近くにはナンダ-デヴィ国立公園及び花の谷国立公園(Nanda Devi and Valley of Flowers National Parks)として世界遺産に登録されている花の谷がある。ナンダ・デヴィ山には、「祝福された女神」という意味があり、女神ナンダが住むヒンドゥー教の聖山として守られてきた。絶滅の危機に瀕する大型ネコ科のユキヒョウの最後の生息地の一つであり、ほかにもジャコウジカなどの珍しい動物が生息している。
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