西江寺(さいこうじ)は、大阪府箕面市箕面公園にある高野山真言宗の寺。聖天宮西江寺(しょうてんぐうさいこうじ)とも称する。箕面滝に行く途中にある。地元では「みのおの聖天さん」と呼ばれ親しまれている。
寺伝によれば、658年に役小角(役行者)によって開山されたという。ある日、光の中から老翁に化身した大聖歓喜天が現れ、役小角はこの箕面山を日本最初の歓喜天霊場としたという。
かつては、摂津国神宮寺と称していたが、明治時代末期に聖天宮西江寺と改称した。
本堂には役行者作と伝承する大聖歓喜天像が祀られている。また、室町時代中期に作られたと伝えられる大黒天も祀られている。
大阪府箕面市箕面2-5-27