諏訪神社(すわじんじゃ)は佐賀県唐津市にある神社。御祭神は建御名方神、八坂刀売神、諏訪前命。
百済から誓来という鷹使いが大和朝廷に鷹を献上するため渡来すると、朝廷からは大矢田連の娘である諏訪姫がこの鷹を受け取るため浜崎まで遣わされ、鷹狩の技術を学ぶこととなった。2人は恋愛関係となったが誓来は帰国することとなり、その際に行われた鷹狩で鷹がマムシに絞め殺されてしまった。これを嘆き諏訪姫は自害したため、これを悼み諏訪姫は諏訪神社に祀られることとなった。
このことから、諏訪神社の砂にはマムシ除けのご利益があるとされる。
豊臣秀吉が文禄・慶長の役のため名護屋城に向かう道程で戦勝祈願のため参拝したと伝えられ、その際地元民が献上したといわれる餅菓子のけえらんは、現在でも周辺で土産物として売られている。
鷹にまつわる神社であり、また軍神である建御名方神を祀っていることから、福岡ソフトバンクホークスの関係者が戦勝祈願を行ったこともある。
佐賀県唐津市浜玉町浜崎1181