野島崎(のじまざき)は千葉県南房総市白浜町白浜の房総半島南端にある岬。千葉県および関東地方(伊豆諸島・小笠原諸島を除く)の最南端でもある。丸い台地状で海に突き出しており、頂上に野島埼灯台がある。
古くは房総半島と離れた島であり野島と呼ばれたが、1703年(元禄16年)の元禄大地震で隆起し、地続きとなった。
厳島神社が祀られており、江戸時代の石工小滝周治の作による武田石翁の七福神がある。
野島崎は、源頼朝が鎌倉幕府を興す前に武運再興の願をかけて潜んでいた地とされており、「頼朝公の隠れ岩」という岩屋がある。
千葉県南房総市白浜町白浜