白鳥神社は、長野県東御市にある神社。
東征の途についた日本武尊が、この地に滞在されたことから白鳥神社と称し、古代から中世の豪族、海野氏の祖と伝わる貞元親王・善淵王・海野広道公を祭神とする。真田幸隆が村上義清と戦った折には、白鳥明神の使いが神鉾を与え、その命を救ったとも言われる。
また、白鳥神社の南を流れる千曲川の白鳥河原は、治承5年(1181)年の木曽義仲挙兵の地でもある。
拝殿前にある御神木は樹高30m、幹周5.8m。境内にはけやきや杉などの大木があり、「白鳥神社の社叢」として東御市天然記念物に指定されている。
長野県東御市本海野1116