教宗寺(きょうそうじ)は大阪府高槻市にある浄土真宗本願寺派寺院。
田淵久兵衛教宗が親鸞上人の弟子となって了専と名のり、弘安10年(1287年)に自宅を寺院に改めたのが教宗寺の創始と伝えられている。
境内にある市蛭子大神宮(いちえびす)は、安産の宮と呼ばれる。田淵家の先代が門前の西国街道に市場を立て、伝教大師がたまたま同家に泊まられたので、市場の繁栄を祈る守護神を切望。大師は一夜のうちに蛭子・大黒の立像を彫刻されて与えた。喜び自邸の傍らに宮を建てて市蛭子として崇めると、霊験著しく市場は大いに繁昌した。その後、衰退し、田淵了専が教宗寺の守護神として崇めていると、ご神体が盗まれ、蛭子は数日後に戻るものの大黒天は戻らなかった。神勅により石を納めて石大黒としていると、その石は分身して貞享の頃には2個、享保の頃には5個となり、ついには7個となった。これにより安産の宮と呼ばれるようになったという。
境内にある松の古木は、地面に接している部分は殆ど樹皮だけになっているが、生育している。
大阪府高槻市芥川町4丁目6-3
安産 |