思案石は、元々大阪府高槻市大手町の本行寺の近くにあった石。歩道の真ん中に鎮座して黄色く塗られていた。
高槻城のお堀へ身を投げて死のうとした人たちが、死ぬ間際にこの石に座って、いろいろと思案したことから、思案石と呼ばれる。この石を撤去しようとしたところ怪我人が続出したなどと言われており、取り除かれずにそのままにされているとされる。黄色い色については、歩道の真ん中にあることからつまずく人が絶えず、市職員が目立つように色を塗ったようである。
2012年3月8日に撤去され、現在は高槻市城内町の『しろあと歴史館』に移され、文化財として展示されている。
丁重に供養して移設された後は「良いこと」が続いているという。
大阪府高槻市城内町1番7号