セント・マイケルズ・マウントは、英国イングランド南西端、コーンウォール州の都市ペンザンスの東約5キロメートル、マイケル湾にある小さな切り立った島。干潮時には対岸のマラジオン(Marazion)と地続きになる。
1066年にエドワード征服王がここに礼拝堂を建築した。1135年にはベネディクト派のプライオリー(小修道院)となった。中世にサンティアゴデコンポステラへの巡礼路として栄えた。
その地形上の特徴から、12世紀から17世紀にかけて要塞になった。17世紀後半にセント・オーバン卿(Sir St Aubyn)が購入し、以後約300年間オーバン家が所有していた。1964年に第3代セント・ルーバン卿がナショナル・トラストに譲渡。現在は一般公開されている。
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