篠崎公園(しのざきこうえん)は、東京都江戸川区にある東京都立の公園である。
1940年に紀元2600年の事業のひとつとして計画された防空大緑地に始まる。戦時中は高射砲陣地などか置かれた。当初は面積約154haの大緑地帯であったが、当時は公園として整備されていたのではなく多くは農地などに転用されていた。戦後再び当地を公園にする計画があがったが、付近の都市化・宅地化の流れが進んでいたこともあって計画面積も86.8haに見直された。公園としては1967年7月26日に開園。現在では運動場や多目的広場など約28haが完成しているが、今後も拡張が予定されており、篠崎町や谷河内近辺のいたるところに篠崎公園用地が点々と存在している。
スポーツ施設をはじめ、広い芝山と草地や児童遊園などがあり、周辺住民を中心に多くの人に利用されている。江戸川区東部では貴重な緑地スペースになっており、園内には高さ3メートル以上の高木が6560本、低木が11000株植えられている。春には桜の広場で40本の桜を見ることができる。
毎年秋に開催される江戸川区民まつりの会場となり、この日は多くの人で賑わう。また、毎年8月第一土曜日に開催される江戸川区花火大会の花火観覧スポットとしても利用されている。
東京都江戸川区