建穂神社(たきょうじんじゃ)は、静岡県静岡市葵区の神社。
白鳳年間(654~669年)に法相宗の道昭法師が開いた瑞祥山建穂寺(ずいしょうざんたきょうじ)が始まりとされる。建穂寺は後に真言宗に改められ、明治時代初期に、火災や神仏分離令・廃仏毀釈によって廃寺となった。建穂神社の裏山にあった観音堂は、林冨寺(廃寺)の跡地に再建され、仁王像や千手観音像(県指定文化財)などの仏像が安置されている。
御神木の建穂神社の大スギは、樹高40.0m、目通り周囲4.4m、枝張15.0m。
静岡県静岡市葵区建穂271