龍福寺(りゅうふくじ)は、山口県山口市にある曹洞宗の寺院。山号は瑞雲山。本尊は釈迦如来。
この寺は、建永年間(1206年~1207年)大内満盛が開基となり創建された瑞雲寺に始まるという。はじめ臨済宗に属していたが、1454年(享徳3年)大内教弘が開基となり、雪心を開山として中興し、曹洞宗に改められた。このとき現在の山号・寺号となった。その後、兵火にあって焼失したが、毛利隆元の開基によって現在の地に移されて復興された。
重要文化財大内氏館跡である釈迦堂(本堂)は、2005年から修復が行われていたが、2011年に完成した。
大蔵山を背にし龍穴にあたるとも言われる。
山口県山口市大殿大路119