最勝寺(さいしょうじ)は東京都世田谷区太子堂にある寺院。寛永寺の末寺の一つである。通称「教学院(きょうがくいん)」、正式名称は「竹園山最勝寺教学院」。「目青不動」の通称でも知られる。
本堂本尊の阿弥陀如来は、恵心僧都源信の作と伝えられる。
札所本尊の不動明王は、明治15年(1882年)に廃寺とされた観行寺(正善寺とも)の本尊であった不動明王像で、伝承では円仁(慈覚大師)の作という。江戸五色不動の1つの目青不動である。秘仏であり公開されていない。前立ちの青銅製不動明王像は寛永19年(1642年)の作である。
東京都世田谷区太子堂4丁目15-1