雨晴海岸(あまはらしかいがん)は、富山県高岡市と氷見市の境にある海岸。能登半島国定公園に含まれ、日本の渚百選に選ばれている。
万葉集で「渋谿(しぶたに)」と詠また白い砂浜と真っ青な海が美しい景勝の地で、晴れた日には富山湾越しに立山連峰の3000m級の山々を望むことができる。特に元旦には、初日の出を見るために多くの人が集まる。冬季にはこの地域特有の、海水と大気の温度差で海面から湯気のようなものが立つ「けあらし」を見ることができる。
高岡市と氷見市を繋ぐJR氷見線の越中国分-雨晴間はほぼ海岸線のすぐ横を通るため、車窓からの眺めも良く、また海岸線のすぐ横を通る列車の撮影ポイントとして、鉄道ファンにも人気があり、青春18きっぷの販促ポスターに採用されたこともある。
雨晴駅の近くには義経伝説の残る義経岩がある。
富山県指定の「氷見海岸鳥獣保護区」の一部として鳥獣保護区にもなっている。
富山県高岡市太田