寂光ノ滝(じゃっこうのたき)は、栃木県日光市にある田母沢川(たもざわがわ)にそそぐ沢に落ちる滝。かつて寂光寺(じゃっこうじ)があったことから名がついた。
寂光寺は弘仁11(820)年に弘法大師が開基したと伝えられる。江戸時代には修験道・浄土信仰の中心地として栄え、釘抜念仏発祥の地として知られている。寂光権現が廃され、寂光が若子(じゃっこ)に改められて若子神社となった。
滝に向かう途中、池石(いけいし)またの名を生石(いきいし)と呼ばれる巨石がある。
滝マニアには知られる穴場の滝。
栃木県日光市日光