彌彦神社(いやひこじんじゃ)は、新潟県西蒲原郡弥彦村にある神社である。弥彦山の麓に位置し、弥彦山全体を神域とする。式内社(名神大)、越後国一宮で、旧社格は国幣中社(神社本庁の別表神社)。正式には「いやひこじんじゃ」だが、地名などが全て「やひこ」であることもあって、一般には「やひこじんじゃ」と呼ばれている。地元では弥彦神社に参拝することを「おやひこ参り」と呼ぶ。
越後国開拓の祖神・伊夜彦神(天香山命、またの名を大屋彦命あるいは大彦命)を祀る。
創建年代は不詳。『万葉集』にも歌われている古社である。
弥彦山山頂に佇む奥の宮「御神廟(ごしんびょう)」には、おやひこさまと奥様である「熟穂屋姫命(うましほやひめのみこと)」が祀られており、地元では、縁結びのスポットとして知られる。
「神様が渡る橋」と言われている「玉ノ橋」がある。
11月1日 - 11月24日に弥彦菊まつりが行われる。1961年から毎年開催されている菊花展覧会で、境内には県内外からの6000鉢に及ぶ作品が並ぶ。畳60畳敷きの広さに、30000本の挿芽小菊を用い全国の景勝地を造園する「大風景花壇」は人気がある。
火の玉石という二つの石があり、これを軽く持ち上げる事が出来れば願いがかなうという。「重い軽いの石」「重軽の石」「津軽石」とも呼ばれる。
新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2898
風 成長、拡大、自由を表します