真姿の池湧水群は、東京都国分寺市の湧き水。
「真姿の池」は、重い病に苦しむ絶世の美女・玉造小町が、「池で身を清めよ」との霊示を受けて快癒したことに由来する。湧水群清流沿いは、江戸期お鷹場に由来する「お鷹の道」で、カラーの花や蛍が人気の遊歩道。
江戸時代寛延元年より国分寺市内の村々は、尾張徳川家の御鷹場に指定されていた。地元では、崖下の湧水を集めた清流沿いの小径をいつの頃からか「お鷹の道」と呼ぶようになる。「真姿の池」には、嘉祥元年、絶世の美女といわれた玉造小町が難病で苦しみ、病気平癒の祈願のため国分寺を訪れ21日間日参すると一人の童子が現れ小町を池に案内し、この池で身を清めるように言って、姿を消したので、小町がそのとおりにすると病は消え、元の美しい姿に戻ったという伝説がある。
東京都国分寺市西元町1丁目