御射鹿池は、長野県茅野市北にある農業用のため池。八ヶ岳中信高原国定公園内にある。総面積は約1.3ha。農林水産省のため池百選に選定された。
日本画の東山魁夷の1972年(昭和47年)の作品「緑響く」のモチーフとして有名。
「御射鹿池」の名は、諏訪大社に伝わる神に捧げるための鹿を射るという神事、御射山御狩神事にその名前の由来があると云われている。諏訪大明神が狩りをする場所として「神野」と呼ばれ神聖な土地であった。
湖水はpH4前後の強酸性であり、湖底に酸性水を好むチャツボミゴケが繁茂し、湖面に木々がきれいに映る要因となっている。
長野県茅野市北山