長田神社(ながたじんじゃ)は、兵庫県神戸市長田区の神社。生田神社・広田神社とともに神功皇后以来の歴史を持つ名社とされる。神戸を代表する神社の一つ。主祭神は事代主神。本殿瑞垣内に天照大御神、応神天皇を祀る。
『日本書紀』によると、201年(神功皇后摂政元年)2月、皇后が新羅より帰還中に武庫の水門で神託を受け、創祀されたという。この由緒から、2001年(平成13年)には鎮座1,800年を祝った。『延喜式』では名神大社、更に祈雨八十五座に列され、社に奉祀する神戸(かんべ)41戸によって護持されていた。現在まで続く「神戸」の地名は、この神戸職に由来している。
境内裏手に楠の御神木がある。
古伝によると、6世紀頃の初秋、繁殖の為岸辺近くに寄ってきた赤エイの群が、夜の台風による暴風雨で増水した苅藻川を溯り、水でひたひたの境内に入り、近在の人がこれを発見捕獲しようと後を追ったが、楠の御神木の付近で見失ってしまった。以来、この御神木は、神の化身である赤エイの宿る処と崇敬されてきた。
この御神木に赤エイの絵馬を奉納して祈願すると、痔病平癒の御利益が授かれるという。
神戸市長田区長田町3-1-1
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