庭月観音(にわつきかんのん)は、山形県最上郡鮭川村にある天台宗の寺院。山号は庭月山。本尊は聖観世音菩薩。正しくは庭月山月蔵院と称するが、一般的に庭月観音と呼ばれている。
鮭川河畔に位置する、最上三十三観音霊場の打ち止めの地であり、境内には、おびただしい数のお札、おいずりが納められている。毎年8月18日に灯籠流しが行われており、庭月観音から鮭川に向けて灯篭が流される。その規模は、仏式としては東日本随一と言われる。
しずく一口飲めば観音様の慈悲に預かれるという観音のお清水(魔除け縄文水)がある。
庭月観音の敷地裏には、縄文時代の遺跡が残っており、、昭和63年に資料館建設の際に偶然に発見されたという。ストーンサークル(環状列石)だとされ、パワースポットとして注目されている。
山形県最上郡鮭川村庭月2829