水屋神社は、三重県松阪市の神社。
春日大社の安在所として天児屋根命を奉斎したことに始まる。その後、大化4(648)年、奈良の三笠山から素盞鳴命、龍神姫命を勧請し、和銅3(710)年、興福寺東門院領「閼伽桶の庄」となり、慶長5年(1600)関ヶ原合戦以降伊勢領となる。
水屋神社の大楠は、地元では「大クスさん」と呼ばれる巨木で、樹高約35m、幹周り約12m。
倭姫命が伊勢巡幸の際、作滝村の滝野神社に泊まられ、自分の姿をお写しになり化粧をされたという「姿見の池」がある。地元では「お馬さんの池」として親しまれている。
また、フランス・ブルゴーニュに分祀社を有する。
三重県松阪市飯高町赤桶2507