日本寺大仏(にほんじだいぶつ)は、千葉県安房郡鋸南町の日本寺にある大仏である。1783年(天明3年)、大野甚五郎英令が門弟27名とともに、岩を彫刻して建立したとされる。建立当時の高さは9丈2尺(約37.7m)であったが、崩壊箇所などがあるため、現在の像高は31.0m。
日本寺(にほんじ)は、山号は乾坤山(けんこんざん)と号する曹洞宗寺院。本尊は薬師三尊。725年(神亀2年)に聖武天皇の勅詔により行基によって開かれた古刹である。
1989年(平成元年)5月、インド国政府により、日印親善と世界平和を祈念して、釈尊成道の聖地、ブッダガヤの聖菩提樹の分木が日本寺へ贈られ、大仏広場に植えられている。
千葉県安房郡鋸南町元名184