御嶽神社は、大分県豊後大野市の神社。彦火火出見命を祀る。御嶽神楽(おんだけかぐら)で知られる。
御嶽神楽は、宝徳元年(1449年)、豊後国の守護であった大友氏第14代当主大友親隆が日向行縢山での薩摩への戦勝を記念して創建した御嶽神社で奉納されたのが始まりとされる。その後、江戸時代中期に、加藤長古が出雲神楽の型を取り入れて現在の神楽の型を完成した。
現在も毎年4月の第1日曜日に、清川町の御嶽山麓にある神楽の里・能場公園で、御嶽流神楽の流れを汲む大分県内外の神楽が一同に集まる御嶽流神楽大会が開催されており、御嶽神楽をはじめとする御嶽流神楽を鑑賞することができる。
社裏の岩山は仙の嶽と呼ばれ、社は良好な自然林相がある。
大分県豊後大野市清川町字田枝