乃木神社(のぎじんじゃ)は、東京都港区赤坂八丁目にある神社である、乃木希典将軍と乃木静子夫人を祀る。乃木夫妻が明治天皇大葬の日に、自刃した邸宅の隣地である。
大正2年(1913年)、東京市長だった阪谷芳郎が中心となって、乃木希典を敬慕する人々による中央乃木会を設立し、大正8年(1919年)、当社の創建を申請・許可され、大正12年(1923年)11月1日に鎮座祭が行われた。昭和20年5月の東京大空襲で焼失したが、昭和37年に復興した。
境内社として、乃木が師事した玉木文之進と、その甥の吉田松陰を祀る正松神社、乃木夫妻が崇敬していた王子稲荷神社を勧請した赤坂王子稲荷神社がある。
東京都港区赤坂八丁目11-27