太龍寺(たいりゅうじ)は、徳島県阿南市にある高野山真言宗の寺院。舎心山(しゃしんざん)、常住院(じょうじゅういん)と号する。四国八十八箇所霊場の第二十一番札所。阿波秩父観音霊場の第十番札所。本尊は虚空蔵菩薩。
太竜寺山の山頂付近に位置する大伽藍は「西の高野」と称され、阿南室戸歴史文化道への指定、とくしま88景の選定を受けている。阿波では「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」と称され、へんろころがしと呼ばれる難所の一つである。
駐車場も境内から離れており、かなり歩かないと行けない札所であったが、1992年に那賀郡鷲敷町(現・那賀町)側から太龍寺ロープウェイが運行するようになったため、楽に参拝できるようになった。
徳島県阿南市加茂町龍山2