水天宮(すいてんぐう)は、福岡県久留米市にある神社。全国にある水天宮の総本社。
寿永4年(1185年)、壇ノ浦の戦いで生き延びた按察使局が、安徳天皇らの霊を慰めた祠を筑後川のほとりに建てたのが始まりである。慶安3年(1650年)、久留米藩第2代藩主有馬忠頼によって現在の地に社殿が整えられた。文政元年(1818年)、第9代藩主有馬頼徳 頼徳によって久留米藩江戸屋敷に分祀され、現在の水天宮 東京水天宮の始まりとなった。
本殿裏、水徳の神・彌都波能売神と安産の神・鵜葺草葺不合命を祀る水神社の前の狛犬は、「肥前狛犬」「撫で狛犬」と呼ばれる。約30cmほどの小さな狛犬で、身体に痛いところと同じ狛犬の部分を撫でればその痛みがとれる、といわれている。
福岡県久留米市瀬下町265
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