宇奈岐日女神社(うなぐひめじんじゃ、うなきひめじんじゃ)は、大分県由布市湯布院町川上にある神社。『延喜式神名帳』にある「宇奈岐日女神社」に比定される式内小社で、旧社格は県社。由布院盆地の南部に位置する。
祭神は国常立尊、国狭槌尊、彦火火出見尊、彦波瀲武鸕鷀草葺不合尊、神倭磐余彦尊、神渟名川耳尊の6柱でこのため六所宮とも呼ばれる。また、木綿神社の通称もある。
神社の名称となっている宇奈岐日女の名は祭神の中にはない。宇奈岐日女はかつて湖であった湯布院を盆地に変えた女神であると伝えられている。
「うなぐ」とは高貴の巫女がうなじに飾った勾玉の飾り物の意味だが、「うなぎ」と読まれたことから鰻の化身とも言われている。
大分県由布市湯布院町川上2220