東観音寺(とうかんのんじ)は、愛知県豊橋市にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は小松原山。本尊は馬頭観音菩薩。
この寺は、寺伝によれば733年(天平5年)行基によって開かれたとされる。かつては真言宗の寺院であったが、その後現在の臨済宗に改められたという。江戸時代に入ると徳川家から寺領を寄せられ、江戸時代には多くの末寺を有していた。1716年(正徳6年)、現在地に移されたという。
境内にある多宝塔は1528年(大永8年)に建立されたとされ、国の重要文化財に指定されている。
愛知県豊橋市小松原町字坪尻14