押上天祖神社は、東京都墨田区の神社。
御祭神は天照大神、八幡大神、春日大神。延元年間(1336-)より祀られていたと云われる。
花園天皇時代には神明社と呼ばれていたが、天皇家の祖先とされていた天照大神が御祭神であることから、天祖神社と呼ばれるようになった。「押上」の地名は、現在の京成橋あたりの所まであった北十間川に、常に潮が押し寄せ押し上げていたことから、「押上」と呼ばれるようになったという。また、一説によれば、現在の京成橋付近で、大雨による川の増水で土手に押し上げられた御神体を、その辺りの農民たちが安置し祀ったのが由来だとも言われている。
大震災や戦災などの度重なる消失を乗り越え何度も再生してきたこと、背後にスカイツリーの聳える絶景から、パワースポットとして人気が高い。
国土安穏、富貴繁栄、出世、福徳、開運、勝運のご利益があるという。
東京都墨田区業平2-13-13