吉備津神社(きびつじんじゃ)は、岡山県岡山市北区にある神社である。備中国一宮および吉備総鎮守。延喜式神名帳には吉備津彦神社(きびつひこのじんじゃ、きびつひこじんじゃ)とあり、かつては吉備津彦神社とも称していたが、現在は吉備津神社を正式名としている。御祭神の大吉備津彦命は、吉備国一帯では殖産興業の総親神(そうおやがみ)として、また、延命長寿の神として崇敬されてきた。
社伝によれば、吉備津彦は吉備中山の麓に茅葺宮を造って住み、281歳で亡くなって中山山頂に葬られた。吉備津彦の5代の子孫の加夜臣奈留美命が茅葺宮に社殿を造営して吉備津彦を祀ったのが当社の始まりと伝える。
境内には、南隋神門から続く398mのなだらかな「廻廊」や、受験生に人気の学問・芸能の神様を祀る「一童社」、四季の花々や樹齢600年を超す「イチョウの神木」など見所が多い。
また、吉備津のこまいぬという愛らしいお守りがある。座った犬と立った犬、鳥の3体が一つになった素朴な土細工で、火難・盗難除けとして人気がある。
広島県福山市新市町宮内400
空 天空(そら)のことであり、また、仏教の思想の空のことでもあります
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