大山不動尊は、千葉県鴨川市の寺院。奈良時代に良弁僧正が開山したと伝承される。
高蔵山の中腹にあり、境内からは長狭平野から太平洋まで一望することができる。
江戸時代後期の享和2年(1802)に建てられた不動堂は、正面の「波の伊八」の竜と、本尊を安置する厨子と一体で、県の有形文化財に指定されている。
また、鎌倉時代後期の作と推定されている本尊の「木造不動明王像」がある。通常一般公開はされていないが、毎年2月3日の節分会で開帳され一般公開される。
また、鐘楼や文和2年(1353)造立の石造宝篋印塔が市の有形文化財に指定されている。
高蔵山山頂にある高蔵神社(石尊様)の別当寺。
千葉県鴨川市平塚1723