開運ばかうけ稲荷(米菓稲荷)は、新潟県新潟市の栗山米菓本社敷地の正門右手に建立されている神社。
創業間もない頃、創業者である栗山源太郎が、社業の発展を願って新発田市大友の東泉寺に祀られている大友稲荷から分祀し、流作場の旧本社敷地内に小さな社を建立したのが端緒。米菓稲荷と呼ばれて社員から親しまれていた。新崎へ移転した際に大きな社に建て替えられ、以後も社業の発展を見守り続けている。
1990年代に入り『ばかうけ』が全国的なヒット商品に成長すると、本社に来訪した顧客が米菓稲荷を「このお稲荷様は『ばかうけ稲荷』ですね」と評したのを発端に、せんべい王国オープン後には来館者が参拝するなど好評を博した。こうしたことから2005年、『ばかうけ』発売15周年を記念して社を改修したのを機にばかうけ稲荷に改称した。
来館者が境内に絵馬を奉納できる他、『ばかうけ』のWebサイトには「バーチャルばかうけ稲荷」のコーナーが設けられている。
新潟県新潟市北区新崎2661