熊野神社(ゆやじんじゃ)は、千葉県長生郡長南町の神社。御祭神は素戔嗚尊。
弘法大師が全国行脚の途中にこの地に立ち寄り、水がなく苦労している農民を見て法力により水を出したという。この湧水を利用して、鎌倉鶴ヶ岡八幡宮の湯湯治場として栄えた事から、この地域は「湯谷(ゆや)」と呼ばれた。湧水の湧出口付近にはお不動様が祀られている。
現在も熊野神社の鳥居をくぐって右手より、日本名水100選に選ばれている「熊野の清水(ゆやのしみず)」がが湧いている。「弘法の霊水」とも呼ばれる。
弘法大師の遺徳を称える大師の座像が、竜動寺に祀られている。
千葉県長生郡長南町佐坪字滝上2386