大洗磯前神社(おおあらい いそさき じんじゃ)は茨城県大洗町にある神社。
古代からの大社である。中世には荒廃したが、近世に復興した。ひたちなか市の酒列磯前神社と深い関わりを持ち、2社で一つの信仰を形成している。
創建は856年とも言われ大変古く、塩田で働いていた者が夜半に海の上で天が光り輝いているのを見て、翌日、海辺で高さ1尺ほどの僧侶の形をした2つの怪石を見つけた。周りにはいくつもの小石が侍座するように並んでいたという。
大洗磯前神社の向かい、海の上にある「神磯の鳥居」が特にパワースポット。御祭神が降臨した場所と言われる。
その後、神が里の人に憑いて「我は大己貴命、少比古奈命なり。昔此の国を造り訖へて、去りて東海に往きけり。今民を済わんが為、亦帰り来たれ」と神託を下されたことが始まりと伝えられる。
「因幡の白兎」伝説と縁のある神社で、兎の形のお守りがある。縁結びのご利益がるという。
茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890