ポンペイ島(ポンペイとう、Pohnpei)は西太平洋、カロリン諸島にある島。ミクロネシア連邦のポンペイ州に属し、同連邦の首都パリキール (Palikir) の所在地である。かつてはポナペ島と呼称された。ポンペイとはポンペイ語で「石積み (pehi) の上に (pohn) 」という意味。
マングローブの森に覆われたポンペイ島には、多くのパワースポットがある。
ケプロイの滝は、石段のようになった高さ20m、幅30mほどの滝。滝壺には巨大なウナギが棲息し、現地では神様とされ信仰の対象となっている。
双子の滝は「サワールチック」「サワールラップ」の2つの滝から成り立っている。なかでもサワールチックの滝は、落差150mのポンペイでは最大の滝で、その名は「大きな輝き」を意味する。対してサワールラップの滝は「小さな輝き」という意味がある。
ナンマドール遺跡は、世界でもっとも巨大な海上都市遺跡。北東から南西に延びる広さ約70ヘクタール、長さ1200メートル、幅600メートルの長方形のエリアに92の人工島が点在する都市遺跡である。玄武岩と珊瑚で築かれた人工の島々は、祭礼と儀式の島、王や貴族の住居や墓、集会場や倉庫、従者の住居など、それぞれ使用目的をもって築かれた。現在それらの建造物は島の浅瀬の海上にあり、島と島の間はあたかもベニスのように運河でネットワークされ、この地を治めたサウテロール王朝時代には、カヌーで往来されたともいわれている。
ミクロネシア連邦