青瓦台(チョンワデ、せいがだい)は大韓民国ソウル特別市の北岳山の麓に所在する大統領官邸。英語ではホワイトハウスのようにブルーハウスと呼ばれる。
名称の由来は官邸の屋根に青い瓦が張られていることに因む。以前は地図に記載がなかったが現在ではあり、観光客も予約をすれば見学ができる。安全保障上の問題から指定場所以外での写真・映像撮影は禁止されている。
この場所は、もともと高麗時代に王族が住んだ地域であり、その後、李氏朝鮮王朝の太祖李成桂により作られた景福宮の一部である。日本統治下の1939年には朝鮮総督官邸が日本により建設された。朝鮮総督府官邸は1948年に大韓民国が成立すると、初代大統領李承晩が官邸及び公邸として使用。当時は「景武台」(キョンムデ、けいぶだい)と呼ばれた。1960年に当時の大統領尹潽善が青瓦台と名称を変更した。朴正煕政権下の1968年には、官邸が北朝鮮ゲリラに襲われる青瓦台襲撃未遂事件が起こった。以後、民主化までの間、市販される地図から青瓦台は消されていた。1991年に当時の大統領盧泰愚が隣に現在の建物を新築し、1993年に朝鮮総督府官邸は解体されている。
山並みの生気が集まる、非常に縁起の良いスポット。財と運、ステータスアップのパワースポット。
韓国ソウル特別市