宮益御嶽神社は、東京都渋谷区の神社。
宮益坂の中ほど北側から階段を登ったビルの谷間に鎮座している。区立商工会館の屋上部分に境内がある。
御祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)、秋葉の神(火之加具土神)(あきはのかみ(ほのかぐつちのかみ))、大国主神(おおくにぬしのみこと)、菅原の神(菅原道真公)(すがわらのかみ(すがわらみちざねこう))。
大和国吉野郡金峰神社の分祭社で、元亀年間(1570~72)に甲府武田家の陪臣・石田勘解由茂昌という武士が所持していた尊像を神社に合祀した。
ブロンズの日本狼像狛犬があり、その原形は延宝年間(1673~1681)建立と伝わる日本狼石像で、太平洋戦争以前から損傷が甚だしく、現在は社務所内に安置してある。
11月の酉の日に行われる酉の市が有名。
東京都渋谷区渋谷1丁目12-16