宇佐神宮(うさじんぐう)は、大分県宇佐市にある神社である。全国四万四千社と称する八幡宮の総本社である。正式名は宇佐神宮だが、宇佐八幡あるいは宇佐八幡宮とも通称される。
主祭神は応神天皇(一之御殿)、比売大神(ひめのおおかみ/二之御殿)、神功皇后(三之御殿)の三柱で、八幡三神と呼ばれる。
このほか、境内には仁徳天皇以下五柱の通称「若宮五神」を祭る若宮神社、応神天皇の子神を祭る春宮神社、大山積尊を祭る亀山神社、境内の菱形池を守る水分(みくまり)神社、菅原道真を祭る天満神社、素戔嗚尊を祭る八坂神社、武内宿禰を祭る黒男神社、和気清麻呂を祭る護皇神社、初代大宮司・大神比義を祭る大神祖神社、かつて東征中の神武天皇をこの地でもてなしたとされる菟沙津彦・菟沙津姫を祭る宇佐祖神社などが末社として敷地内に存在する。
通常は二拝二拍手一拝で参拝するが、宇佐神宮では二拝四拍手一拝である。この拝礼作法があるのは全国で出雲大社と宇佐神宮だけである。
中央に祀られている比売大神が何者かははっきりせず、比売大神を卑弥呼とする「邪馬台国宇佐説」がある。
また「宇佐八幡宮神託事件」という謎がある。宇佐八幡宮神託事件とは、769年に、道鏡を天皇に就かせようとした称徳天皇(孝謙天皇)が、宇佐八幡宮に和気清麻呂を遣わせて神意を確かめたところ,「王位継承の法則は古来より定まっており、臣を君にすることはできない」との神託が下った事件。なぜここで伊勢神宮ではなく遠く離れた宇佐神宮の神託を仰いだのか、謎が残るという向きがある。
西大門のすぐ下の参道の敷石に「夫婦石」がある。同じ形をした石が敷かれたもので、恋人や夫婦で踏むと幸せになるという。
境内には神用仏、通称「願掛け地蔵」があり、人に見つからずにお願いすると、一生に一度だけ願いを叶えてくれると言われている。
樹齢800年といわれる御神木の「大楠」もパワースポットと言われている。
大分県宇佐市南宇佐2859
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