信太森葛葉稲荷神社(しのだもりくずのはいなりじんじゃ)は、大阪府和泉市葛の葉町、JR北信太駅の西南約300mの市街地に鎮座する神社である。信太森神社(しのだもりじんじゃ)、葛葉稲荷(くずのはいなり)などともいう。本殿の外に拝殿・神饌所を有し、末社に楠木神社・厳島神社・白狐社を持つ。また狐塚があったとされる。安倍晴明所縁の社。
文学・歌舞伎などで知られる『葛の葉物語』の舞台となった場所で、清明の母、白狐が住んでいたと伝えられる。豊穣・商売繁盛の他、学徳成就・良縁祈願・安産祈願・子宝・夜泣き・交通安全に御利益がある。
境内には白狐が葛の葉に化身した時、鏡に代えて自分の姿を映したと言う「姿見の井戸」がある。葛の葉が無事森に帰ってきたことから、この井戸に姿を映して交通安全を祈願する。
境内には樹齢2000年ともいわれる、巨大な楠があり、根元から2つに分かれていることから「夫婦楠」とも呼ばれる。夫婦円満、良縁成就のご利益があるといわれている。
大阪府和泉市葛の葉町2
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