勝鬘院(しょうまんいん)は、大阪市天王寺区にある和宗の寺院。山号は荒陵山。本尊は愛染明王で、愛染堂とも呼ばれる。四天王寺別院、西国愛染十七霊場・第一番札所。
勝鬘院の境内には、樹齢数百年といわれる巨大な桂の木に、ノウゼンカヅラが絡みついた木がある。「愛染かつらの木」と呼ばれる。その木の姿を見てみると、男性的な大樹の桂に寄り添う女性的なかずらのように見られ、男女の縁を結んでくれる縁結びの霊木として人気を集めている。この霊木の前で語り合った男女は、何があっても幸せな結末が訪れるという伝説も残っている。
「愛染」という言葉から、染め物屋、アパレル関係者からの信仰も熱く、愛敬の上昇を祈願して芸能人の参拝も多い。
境内にある「愛染めの霊水」を飲むと、愛敬を授かると言われている。
また、豊臣秀吉ゆかりの出世白竜明神と願成稲荷明神もある。
「腰痛封じの石」と呼ばれる石がある。背筋を伸ばし、お尻を引いてこの石に深く座り、背もたれの石の突起を背骨のツボを当て、息を吐き出すごとに背骨のツボを押し当てる。これを10回行なうと、腰痛封じに効果があるといわれている。
大阪府大阪市天王寺区夕陽ヶ丘町5-36
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