石鎚神社(いしづちじんじゃ)は、愛媛県西条市にある神社。
西日本最高峰石鎚山を神体山とする神社で、山麓に鎮座する本社(口之宮)、山腹の成就社(中宮)と土小屋遙拝殿、山頂の頂上社の4社の総称である。石鎚山総本宮と称し、宗教法人・石鎚本教の総本宮でもある。
石鎚山は古くから日本七霊山の一つとして名高く、日本霊異記には「石鎚山の名は石槌の神が坐すによる」とある。役小角によって開かれたと伝えられ、その後、寂仙・上仙・空海・光定といった高僧が修行した。以来、石鎚蔵王権現と称され、別当の前神寺(四国霊場64番)・横峰寺(四国霊場60番)のもとで、神仏習合・修験の道場として繁栄した。
また、朝廷・武家の崇敬極めて篤く、桓武天皇の勅願によって建立された前神寺には、文徳天皇・高倉天皇・崇徳天皇・後醍醐天皇など歴代天皇が納めた仏像や経巻が伝わる。興国3年(1342年)には後村上天皇が朝敵退散を祈願するために勅使を遣わしている。
山岳宗教の道場として多くの信者を擁し、毎年7月のお山開きにはひときわ賑わう。
愛媛県西条市西田甲797
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