今八幡宮(いまはちまんぐう)は、山口県山口市の神社。創建年代は不明だが、鎌倉時代にはすでにこの地にあったとされる古社。
大内氏が山口に移る以前からあったといわれる。文亀3年(1502)、朝倉八幡宮を今八幡宮と合併、室町後期に造建したのが、現在の社殿であると伝えられる。30代大内義興が1503年に建立したものといわれる。向拝付三間社流造りで、屋根はこけら葺き。周囲には多くの蟇股があり、これらは室町時代特有の平面的なものから、次の時代の厚みのあるものに移行する過程を示しており、図案も天体、宝珠などがあり珍しいものとなっている。
また大内氏最後の正統、31代義隆が寄進した銅製の巨大な鰐口も収蔵。いずれも国の重要文化財。
山口県山口市八幡馬場22
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