倭文神社(しとりじんじゃ、しずりじんじゃ)は、鳥取県東伯郡湯梨浜町(旧東郷町)にある神社である。伯耆国一宮。建葉槌命を主祭神とし、出雲神話に登場する下照姫命・建御名方命・天稚彦命・事代主命・少彦名命・味耜高彦根命を配祀する。
かつて主祭神であった下照姫命が女神であることから、安産に霊験があるとされる。
本殿の後には、かつて「乳神」と呼ばれる神木があったが、現在は倒壊している。参道沿いには「安産岩」と呼ばれる岩がある。昔、毎回難産に苦しんでいた女性が願かけをし、その満願の日の夢に下照姫命が姿を現し、参詣の帰途、この岩の所で簡単に出産したため安産岩と呼ばれるようになったと伝えられる。この岩を削って飲むと霊験があるとされる。
鳥取県東伯郡湯梨浜町宮内754
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