平野八幡神社は、神戸市西区の神社。8世紀に九州の宇佐八幡宮より勧請されたと言われる。当神社北の台地に三木別所方の福中城があり、天正6年(1578)織田信長の軍勢が三木城を攻める時に、この城から、古三木街道の神出との境にある坂(矢の坂)に陣取った秀吉軍に矢を放ったため、所在がばれ、落城したとの話が残されており、その弓が今も当神社に残されている。また、拝殿の前には能舞台があり、江戸中期の元禄時代以降、明治時代末期まで一般庶民が歌舞伎や能舞を演じて楽しんだ。現在は舞台のみが残されている。
兵庫県神戸市西区平野町慶明184
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