キラウエア火山(キラウェアかざん、Kīlauea)は、ハワイ島の同じ形式の5つの盾形火山(Shield volcano)の1つで、ハワイ諸島の活火山である。ハワイ語で、キラウエア(kīlauea)は「吹き出す」「多くまき散らす」という意味である。
キラウエア火山は、ハワイ諸島を作り出してきた火山の中で現在最も活動的なものであるが、火山活動の中心はハワイ島の南東沖にあるロイヒ海底火山に移りつつある。山域は、ハワイ火山国立公園として指定されている。
火山およびその周辺は、世界的なスピリチュアル・スポットとして人気。
特にキラウエア・カルデラの南西の端にあるハレマウマウ・クレーター(直径約1キロメートル)は、火の女神「ペレ」が住んでいると言われる。もともと、ペレへの捧げ物は、クランベリーの仲間であるオヘロの実だったという。オヘロの実を採りに行くと霧や雨で道を見失うという言い伝えがあり、採取はカプ(タブー)であったが、ペレに祈りを捧げた後であれば採取を許されたと言われる。最近は「ペレの好物はジンである」という噂が広まり、ジンがボトルごと捧げられる事も多い。
ハワイ州ハワイ島
火 力強さ、情熱、何かをするための動機づけ、欲求などを表します