一ノ矢八坂神社(いちのやさかじんじゃ)は、茨城県つくば市の神社。筑波研究学園都市のほぼ中央に位置する。伝説によると、大昔、九州からカラスが飛んできて田畑を荒らすので、これを退治しようと天に向かって矢を放ち、第一の矢で射落とした所に御鎮座したのが、この一ノ矢八坂神社(一ノ矢天王)だと言われている。カラスは足が三本あり、玉を持っていたので、射落とされた地域を『玉取村』としたとされる。現在でも矢を射た所は、『天矢場』、玉を埋めた所は『玉塚』という地名で呼ばれている。毎年旧六月七日に執行される一ノ矢八坂神社の祇園祭は、「にんにく祭」とも呼ばれ、素戔鳴尊が朝鮮から持ち帰られたという「にんにく」が、病厄難を祓い清める御守りとして頒布されてる。境内には所狭しと出店が張られ、参道の両側にはお土産としてのニンニクを売る店が軒を連ねる。多くの参拝者は頒布された「ニンニクお守り(御霊蒜)」を持ち帰り、各々の御家庭の戸口・玄関等に吊り下げて、家族の家内安全と無病息災を祈念する。にんにくの御守付きの破魔矢などもある。
茨城県つくば市玉取2617
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