御岩神社(おいわじんじゃ)は、茨城県日立市入四間町の神社。
御岩山は古くから信仰の山として崇拝され、水戸初代藩主・徳川頼房は出羽三山の湯殿大権現を勧請し、入四間湯殿大権現とした。2代藩主光圀が御岩山大権現と改称し、水戸藩の祈願所として、また神仏習合の霊場として、厚い信仰を受け、各地からの登拝者で賑わうようになったと言われている。
県内有数の大木として天狗伝説の残る三本杉(「天狗杉」とも呼ばれる)は樹齢500年以上といわれ、県天然記念物に指定されている。
例祭は、春例祭(4月の第3土・日曜日)・秋例祭(10月の第3土・日曜日)で、秋例祭の栗強飯は、名物としてしられている。また「入四間」と「入試験」をかけて、合格祈願参拝も多いという。
御岩山の頂上の少し隠れたところに、立速日男命(たちはやひをのみこと)が降りたと伝わる場所がある。また、天岩戸と伝わる大きな岩もある。
御岩神社の拝殿横には姥神様の小さなお社があり、左手に八大龍王碑がある。
かつて、アポロ14号の宇宙飛行士エドガー・ミッチェル氏が宇宙から地球を眺めたときに、1か所ものすごく光って見える場所があったという。その緯度・経度を計測してみると、この御岩神社のある場所だった、という話がある。
また、日本人初の女性宇宙飛行士である向井千秋氏も、「日本に光の柱が立っていて、その場所を調べてみたら日立の山の中だった」と言ったとされ、その場所が御岩神社だろうという噂もある。
茨城県日立市入四間町752
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