榎原神社(よわらじんじゃ)は、宮崎県南那珂郡南郷町の神社。縁結びや牛馬の神様としてよく知られている。創建は万治元年(1658)に、飫肥藩主伊東祐久。鵜戸神宮の分霊を祀った。神社とゆかりの深い、寿法院(内田満寿子)は、21歳の時鵜戸神宮に参籠し、神気を示し予言を行ったため、やがて神女として崇敬されるようになる。寿法院は51歳で他界。その命日である3月16日が、例大祭日となっている。霊験あらたかとあって、かつては縁結びや豊作を願う若い男女や飾り付けた牛馬などが近郷近在から押しかけ、参道は終日ごった返したという。宮崎地方からは、農閑期を利用した新婚夫婦が日数をかけて山路をたどりお参りした。この風習は明治の末まで続いた。「榎原まいり」は、その様子を歌った民謡。
宮崎県南那珂郡南郷町大字榎原甲1134-4
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